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「BIがなければ意志決定が遅れる」、加コグノス幹部が語る





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 「いくらERPパッケージ(統合業務パッケージ)を導入したからといって、それだけで経営上の問題を把握することはできない。ビジネス・インテリジェンス(BI)ツールを使って初めて、ERPパッケージを使ったシステムのデータの価値を最大限に引き出せる」。加コグノスで、製造業担当ディレクターを務めるポール・ホイ氏(写真)は、BIの役割についてこのように語る。

 日本でなかなかBIが浸透しない理由についてホイ氏は、「日本でERPパッケージの導入はかなり進んだ。しかし、ERPパッケージの導入だけでも相当な時間がとられてしまうことなどが影響し、それだけで満足してしまい、BIツールの導入まで検討していないのではないか」と指摘する。さらに、「BIツールは、ERPパッケージ以外の業務システムに蓄積されたデータも含めて集約し、問題を可視化できる。可視化されたデータを見ることで、問題把握や意志決定の時間を短縮でき、ERPを補完することができる」とBIツールの重要性を説明する。

 しかし、ホイ氏は「これまでBIツールを使いこなそうとするとき、データ・モデルやキューブの設計・開発に多くの時間が必要だった。そこでコグノスは、業種別にどのようなデータを見れば経営上の問題を可視化できるのか、そのデータを見るためにどのようなキューブを設計すればよいか、などをまとめた“ブルー・プリント”を提供する」。

 “ブルー・プリント”とは、分析に使うデータ項目や集計軸を定義したデータ・モデルや、それをBIツールに実装するための設定情報などをまとめたテンプレート。製造業や医薬、流通、公共、金融といった業種別に提供する。「製造業のブルー・プリントは、製造業のユーザー企業や製造業向けのシステム開発を手がけるパートナー企業から集めたベスト・プラクティスを実装した。このブルー・プリントがあることで、ユーザーはいち早く、BIツールを使いこなすことができる」(ホイ氏)。日本ではこのブルー・プリントを2007年以降に順次提供していく予定だ。

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