国内SCMソリューション市場、

国内SCMソリューション市場、
2010年には3,175億円規模に
2006年8月29日更新

　IDC Japanは2006年8月23日、国内SCMソリューション市場予測を発表した。それによると、2006年～2010年の年間平均成長率（CAGR）は3.1％で、2010年には3,175億円規模にまで成長するという。

　2005年の同市場規模は前年比3.4％増の2,727億円。セグメント別内訳は、「ソフトウェア関連投資」が同4.7％増の404億円、「ITサービス関連投資」が同4.9％増の1,605億円、「その他の投資」が同0.5％減の718億円だった。

　IDC Japanでは、製造業を中心にアジア諸国の各拠点へのグローバル化が進んでおり、企業間のバリューチェーンが複雑化を増していることから、今後各企業間で在庫状況や販売実績などの情報を可視化し共有する目的でSCMソリューションの導入が進むと予測している。