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マニュジスティックス・ジャパン、SCMアプリケーションをASPに提供と発表――サプライチェーンから“サプライウェブ”へ移行

2000年4月21日
マニュジスティックス・ジャパン(株)は21日、同社のSCM(Supply Chain Management)アプリケーションをASP(Application Service Provider)に対して提供すると発表した。今年8月をめどにサービスを開始する。ユーザー企業は従量制料金でアプリケーションを利用できるため、ライセンスを購入して自社でシステム構築するよりコストを抑えられるなどのメリットがある。同社は同日、都内で戦略説明会を開き、直線的なサプライチェーンから脱皮し、“多対多”の取引を実現するネットワーク対応システムへの移行を打ち出した。




発表会では、一新された社名ロゴが公開された



米マニュジスティックス社はすでにASP関連事業をスタートしており、(1)ASPに同社のアプリケーションを提供する“bstreamz.com”、(2)同社でアプリケーションのホスティングサービスを行なう“b-networks.com”の2サービスを展開している。

日本で提供するのはbstreamz.com。年内に国内ASP3社と契約して同社のSCMアプリケーション『NetWORKS』シリーズを提供、ユーザー企業はインターネット経由でアプリケーションを利用できるようになる。同社はユーザー企業から従量制で料金を徴収する。料金は「普通に利用して月額100万円程度」(同社社長の坂寄嗣俊氏)を想定。初期投資の高さからシステム導入をためらっていた中堅企業に利用を促していく。



直線的な“チェーン”から企業間を結ぶ“サプライウェブ”へ
同社によると、同社のユーザー企業は世界全体で約900社。国内ではソニー(株)、(株)富士通両社のパソコン部門やヱスビー食品(株)など大手19社と、コンパックコンピュータ(株)ら外資系11社の合計30社。

戦略説明会では、米本社エグゼクティブバイスプレジデントのリッチ・バーグマン(Rich Bergmann)氏が、「我々は“ドットコム企業”と異なり、この分野で20年の経験がある。インストールベースでは世界トップシェアを獲得している」と実績を強調。SCM分野で激しいシェア争いをしている米i2テクノロジーズ社について、「我々と比べ、顧客がこうむるリスクが高いとアナリストが指摘している」などと対抗心を表した。




左から、米本社エグゼクティブバイスプレジデントのリッチ・バーグマン氏、同シニアバイスプレジデントのジェフ・ジーター氏、日本法人社長の坂寄嗣俊氏



日本法人社長の坂寄嗣俊氏は、「米国ではサプライチェーンという言葉が使われなくなっている。チェーンという単語がリニアなイメージを抱かせてしまうためで、多くの企業が取引に絡むネットワーク時代の現状に合わなくなっているためだ」と同社の戦略転換の背景を説明。同社の主力アプリケーションシリーズ『Manugistics』を、ウェブへの対応をきっかけに『NetWORKS』へと名称を変更。「サプライチェーンではなく“サプライウェブ”」(坂寄氏)としてコーポレートブランドも含め、ネットワーク対応の強化を鮮明に打ち出している。

同社の2000年度('99年3月~2000年2月)の世界全体の売上は1億5240万ドル(約160億円)。そのうち日本法人は7パーセントに当たる約11億円となっている。2001年度(2000年3月~2001年2月)の売上は、ライセンスが前年度比2倍の22億円、サービスで前年度比約6割増の5億1000万円を目指す。

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