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花王▼廃棄物等を統合管理するシステムを運用開始廃棄物等を統合管理するシステムを運用開始

花王では、廃棄物の処理やリサイクルに関して、外部業者との契約管理や産業廃棄物管理票(マニフェスト)の運用管理、廃棄物数量データ管理などを統合して管理するシステム「廃棄物・リサイクルガバナンスシステム」を開発し、このほど、9工場で運用を開始しました。

花王の生産現場から発生する廃棄物は年間約14万トンで、これらを、できるだけ再利用・再資源化することで、最終的に埋立て処分する量を約500トンにまで削減しています。

企業における、廃棄物・リサイクルガバナンス(統治)の重要性がますます高まっている現在、これに関わる、処理業者や契約の情報を担当者間で共有化することは、透明性を高め、処理業者による不法投棄や不適正処理等のリスクを低減することにつながります。また、マニフェストの処理状況をシステムで一元管理することにより、トレーサビリティや適正処理といった、コンプライアンスを確実にすることにもなります。さらに、廃棄物品目や数量等をデータベース化することで、廃棄物の削減やリサイクルの推進が容易になり、関連業務や処理費用の効率化も図ることができます。

この「廃棄物・リサイクルガバナンスシステム」の導入により、各工場で新たに廃棄物の処理やリサイクルを行なう際は、データベース化された情報を駆使して、適正な業者とコストを選び出せる上、契約更新期限のアラームが届くために、契約切れなども回避することができます。
また、廃棄物発生部門の担当者が発生データを入力する際には、廃棄物処理部門が、すでに登録している契約データと照合して、マニフェスト関連データを入力すると、自動的にマニフェストを発行するしくみになっています。また、国が導入を推進している、紙をなくした「電子マニフェスト」という制度がありますが、このシステムは、この電子マニフェストの取扱いにも対応しており、すでに一部工場で運用を開始しています。
2007年4月からは、この「廃棄物・リサイクルガバナンスシステム」を、販売会社や物流会社なども含めた花王グループ全体で運用する予定です。
 
花王は、このシステムの運用開始とともに、グループ全体の廃棄物・リサイクルガバナンス体制を一層強化し、今後とも、コンプライアンスおよび環境保全の徹底に努めてまいります。

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