SCMパッケージソフト 開発勉強日記です。
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三井物産、物流事業を強化へ
27日、三井物産は、物流事業強化の一環として、総合物流センター建設など、物流子会社京義倉庫の強化を図ると発表した。
三井物産では今年5月、樹脂物流に強い京義倉庫、センター事業を得意とする日東ロジスティクス及び、定温・メディカル物流基地である東神倉庫の物流子会社3社のシナジー効果を一層高め連結プレミアムの極大化を図るため、持株会社として物産ロジスティクス・ホールディングスを設立。今回、さらに物流事業の強化を図る。
京義倉庫は、千葉県市原市に国内最大規模の樹脂に特化した総合物流センター(市原インターモーダルターミナル:IMT)の建設を急ピッチで進めている。既に屋外保管施設とコンテナヤードは稼働済であり、今月10日には、コンテナを艀輸送(横浜―市原間)するためのガントリー・クレーンが同ターミナルに据付けられた。
輸送面では、横浜市港湾局が推進中の東京湾内内航コンテナ輸送の千葉側窓口となり、横浜はしけ運送事業協同組合が運航する海上コンテナ専用バージを活用、陸送中心のコンテナ輸送を海上にモーダルシフトし、環境負荷の低減と幹線道路の混雑緩和及び輸送時間の短縮を図る。
艀あたり最大20フィートコンテナで120本を積載することで、コンテナあたりの輸送コストも削減される。艀は今月建造完了、今回のクレーン設置を経て、2007年4月には艀輸送事業を開始する。
従来メーカー毎に行っていた物流を統合・標準化することで、スケールメリットを生かし大量輸送化を可能とし、コストセーブ、無駄の無い効率的な物流と、海上・鉄道・トラック輸送を組み合わせた環境負荷の低い物流の実現を目指す。
敷地内には、延床面積1万坪の多目的倉庫も並行して建設中であり、2007年8月には本格稼動する。通常保管のほか、荷姿変換などの加工業務も手掛け、将来的には、樹脂・紛体貨物保管用のサイロ及び貨物鉄道の引込線などの建設も計画されているという。完成すれば、輸出入・国内を問わず樹脂物流に関するコンビナートのあらゆるニーズに対応可能な総合物流ターミナルとなる。ターミナルの保管能力は約7万5000トン、海上コンテナ年間2万本の取扱を予定し、樹脂に特化したターミナルとしては、日本最大規模となる。京義倉庫全体としての3年後の売上は、173億円を見込む。
京義倉庫は、既に出光石油化学(現出光興産)の開発した20フィートコンテナによるバルク物流技術を活用したバルク輸送を国内で展開しており、出光構内のコンテナターミナルにおいて、2000本以上のコンテナの管理、運用請負の実績がある。今後は、京義倉庫の持つバルク物流並びに海外のサイロシステムのノウハウと機能を統合、バルク物流事業の拡大を図るとともに樹脂物流の標準化及び共同化、同地域における物流最適化を推進、市原コンビナートのエリアベストをキーワードに、コンビナートの国際競争力強化に物流面より寄与することを目指していく方針。
(12/27 22:24)
27日、三井物産は、物流事業強化の一環として、総合物流センター建設など、物流子会社京義倉庫の強化を図ると発表した。
三井物産では今年5月、樹脂物流に強い京義倉庫、センター事業を得意とする日東ロジスティクス及び、定温・メディカル物流基地である東神倉庫の物流子会社3社のシナジー効果を一層高め連結プレミアムの極大化を図るため、持株会社として物産ロジスティクス・ホールディングスを設立。今回、さらに物流事業の強化を図る。
京義倉庫は、千葉県市原市に国内最大規模の樹脂に特化した総合物流センター(市原インターモーダルターミナル:IMT)の建設を急ピッチで進めている。既に屋外保管施設とコンテナヤードは稼働済であり、今月10日には、コンテナを艀輸送(横浜―市原間)するためのガントリー・クレーンが同ターミナルに据付けられた。
輸送面では、横浜市港湾局が推進中の東京湾内内航コンテナ輸送の千葉側窓口となり、横浜はしけ運送事業協同組合が運航する海上コンテナ専用バージを活用、陸送中心のコンテナ輸送を海上にモーダルシフトし、環境負荷の低減と幹線道路の混雑緩和及び輸送時間の短縮を図る。
艀あたり最大20フィートコンテナで120本を積載することで、コンテナあたりの輸送コストも削減される。艀は今月建造完了、今回のクレーン設置を経て、2007年4月には艀輸送事業を開始する。
従来メーカー毎に行っていた物流を統合・標準化することで、スケールメリットを生かし大量輸送化を可能とし、コストセーブ、無駄の無い効率的な物流と、海上・鉄道・トラック輸送を組み合わせた環境負荷の低い物流の実現を目指す。
敷地内には、延床面積1万坪の多目的倉庫も並行して建設中であり、2007年8月には本格稼動する。通常保管のほか、荷姿変換などの加工業務も手掛け、将来的には、樹脂・紛体貨物保管用のサイロ及び貨物鉄道の引込線などの建設も計画されているという。完成すれば、輸出入・国内を問わず樹脂物流に関するコンビナートのあらゆるニーズに対応可能な総合物流ターミナルとなる。ターミナルの保管能力は約7万5000トン、海上コンテナ年間2万本の取扱を予定し、樹脂に特化したターミナルとしては、日本最大規模となる。京義倉庫全体としての3年後の売上は、173億円を見込む。
京義倉庫は、既に出光石油化学(現出光興産)の開発した20フィートコンテナによるバルク物流技術を活用したバルク輸送を国内で展開しており、出光構内のコンテナターミナルにおいて、2000本以上のコンテナの管理、運用請負の実績がある。今後は、京義倉庫の持つバルク物流並びに海外のサイロシステムのノウハウと機能を統合、バルク物流事業の拡大を図るとともに樹脂物流の標準化及び共同化、同地域における物流最適化を推進、市原コンビナートのエリアベストをキーワードに、コンビナートの国際競争力強化に物流面より寄与することを目指していく方針。
(12/27 22:24)
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