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ラオックス、新物流システムでトラブル、7.7億円特損計上
提供元:「LNEWS(http://www.lnews.jp)」

 ラオックス(株)は、物流倉庫・運輸業者に運営を委託していた6月稼動の新物流システムで、トラブルが多発したとして、9月末時点で7億6,900万円の棚卸違算が発生、同額を2007年3月期中間決算(連結)で特別損失として計上した。

 ラオックスでは、倉庫への仕入商品の検収、配送関連のシステム処理を適正に行うことが出来なかったことが原因と判明、「これを原因とする棚卸減耗損は売上に対応すべき原価とは認められない」として、中間期末で別途、損失額7億6,983万円を特別損失として処理することとした。

 特損額の算出に際し、当初は「物流業者との協議の結果、棚卸減耗損の総額7億6,900万円の内3,500万円を補填することで暫定的に合意し、覚書を入手した」として、未収入金として計上。

 棚卸減耗損と相殺される性格の収益との判断から、売上原価控除項目として計上していたが「上記の覚書について、最終的な金額、決裁条件の合意に達することが困難となった」ため、未収入金3,500万円、売上原価控除項目350万円を取り消し、再修正した。売上原価に計上した4,200万円も取り消した。

 また、物流関連トラブルに起因する下半期に計上した経費についても「上半期に処理すべきであると判断される経費が含まれていた」として、販売管理費の物流関連費に2,680万円を追加計上した。

 これらの影響で、中間連結業績は、売上総利益89億7,600万円、経常損失5億8,100万円、中間純損失7億1,200万円となり、通期見通しへの影響額は経常利益が1億5,200万円増加、当期純利益が6億1,800万円減少する見通しとなった。

 こうした発表に対し、受託側に当たるSBSホールディングス(株)では、取材に対して「実際に現場で業務を行っているグループ会社から、受託直後のことし6、7月には確かに混乱があったが、その際に対応策を話し合い、決着したと聞いており、そう認識している。現時点でラオックス側から当社への投げかけはないが、話があれば誠意を持って対応したい」と話している。
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