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「サプライチェーン全体の物流管理を目指す」、フレームワークスがオラクルのSOA基盤を採用





フレームワークスの降旗利弥執行役員マーケティング本部長
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 フレームワークスは5月21日、サプライチェーン全体のモノの流れを管理するシステム「物流プラットフォーム(仮称)」に、日本オラクルのサービス指向アーキテクチャ(SOA)基盤である「Oracle BPEL Process Manager」などのミドルウエアを採用すると発表した。フレームワークスは、物流センター用管理ソフト「Logistics Station iWMS」を提供しており、国内外の約500拠点に導入実績がある。「物流プラットフォーム」はLogistics Station iWMSをベースに、管理の網をサプライチェーン全体に広げる製品だ。5月15日に開発意向を表明している。

 フレームワークスは「物流プラットフォーム」の開発理由を、「Logistics Station iWMSのユーザーから、サプライチェーン全体での最適化に対する要望が強まったため」(降旗利弥執行役員マーケティング本部長)としている。Logistics Station iWMSは、拠点ごとに在庫を管理できるが、複数拠点での在庫状況や輸送中の商品などを関連付けて管理することはできない。

 フレームワークスは「物流プラットフォーム」に日本オラクルのSOA基盤ソフトであるOracle BPEL Process Managerや、ビジネス・インテリジェンス(BI)ソフトの「Oracle Business Intelligence Suite」などを採用。サプライチェーン全体での在庫管理や商品監視を可能にする。SOA基盤を使い、Logistics Station iWMSを他社のさまざまなアプリケーションと連携できるようにする。物流プラットフォームの強みについて降旗執行役員は、「既にLogistics Station iWMSを導入している顧客に対し、既存システムの変更を最小限にとどめながら他のアプリケーションとの連携を提案できること」と話す。

 日本オラクルは2006年4月に「Ready Fusion Middleware」というプロジェクトをスタート。特定の業界に強いソフトウエア・ベンダーなどと提携し、Oracle BPEL Process ManagerやOracle Business Intelligence Suiteを利用したシステムの販売を進めている。現在までに70社以上のソフトウエア・ベンダーと提携。今回のフレームワークスとの提携もその一環だ。

 降旗執行役員は「物流プラットフォーム」について、「主な販売ターゲットは製造業。2けたのシステム導入を目指す」と話す。この製品は2007年内に完成する予定だ。



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