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SCMパッケージソフト 開発勉強日記です。 SCM / MRP / 物流等々情報を集めていきます。
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経済発注量(EOQ;Economic Order Quantity)
「経済的ロットサイズ」とも言います。 OR(Operational Research)や、一昔前の在庫管理の本によく紹介されています。情報処理試験にも出題されたことがあったと思います。経済発注量というと聞こえは良いですが、発注量を実際に計算して求めるのは、けっこう大変です。
資材を発注し、入庫した在庫を維持管理するのにかかる総費用は、(総費用=発注費用+在庫維持管理費用)で計算できます。

発注費用の内訳は、購買品目なら、購買事務費用、伝票費用、通信費用 等があります。製造品目の場合は、製造事務費用、段取替え費用 等です。 在庫維持管理費用には、金利、倉庫賃借料、横持ち費用、保険料、陳腐化した場合の損失 等があります。

発注費用と在庫管理費用の関係は、発注回数が少なければ、発注費用は少なくなりますが、一回当たりの発注量(ロットサイズ)が大きくなりますので、在庫が増え、在庫維持管理費用が増加します。発注回数を多くすると、発注費用は増加しますが、発注量は小さくなり、在庫は少なくなるので在庫維持管理費用は減少します。

前述の発注費用と在庫維持管理費用の関係から、数学的に求めた「総費用最小の発注量」が、経済発注量 (経済的ロットサイズ)です。
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