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SCMパッケージソフト 開発勉強日記です。 SCM / MRP / 物流等々情報を集めていきます。
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■BTO生産システム

BTO(build to order)
ビルドトゥオーダー / 受注加工組立生産


 組立製造業において、顧客の注文を受けてから最終製品の生産を行う生産方式のこと。狭義にはATO/CTO/MTO/ETOなどに対して、注文確定後に部材の最終加工および最終組立を行う受注加工生産をいい、広義にはそれらを含む受注生産一般をいう。

 PC製造・販売の大手デルのビジネスモデル(デル・ダイレクト・モデル)によって有名になり、PCの製造・販売方式として広く知られている。「BTOパソコン」という場合、CPUの種類やメモリ容量などをユーザーが選択できるメーカー直販のものをいう。PC業界以外にも自動車業界でも取り組みが始まっている。

 従来の見込み生産(MTS)は事前に需要を見込んで一定量の最終製品を生産し、これを在庫として持つ。これに対して、BTOでは受注してから生産を行い、製品が完成するとすぐ出荷するため、完成品在庫を持たない。その最大のメリットは、市場の変化に伴う売れ残りリスクがなくなるという点にある。

 受注してから納期までに間に合うように生産しなければならないため、一般的に見込み生産よりも生産リードタイムの短縮が必要となる。

 BTOでは完成品在庫はなくなるが、通常は一定の部品・中間製品を在庫として持つことになるため、その効率的な管理・利用のためにBOMなどの整備・構築が不可欠となる。さらにこの中間在庫の削減を目指し、SCMの仕組みによって最終需要(顧客からの注文)の都度、サプライヤに部材発注を行うというソリューションも志向される。
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