SCMパッケージソフト 開発勉強日記です。
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富士通、従量課金でソフト提供-米で事業実験
2006年10月09日
富士通は全額出資子会社の米国グロービア・インターナショナル(カリフォルニア州)を通じ、ソフトウエアを電気や水のように従量課金で提供する新たな事業モデルの実験を始めることを明らかにした。ソフトウエアのサービス化は「SaaS(サース)=用語参照」と呼ばれ、ITの新潮流として注目されている有力分野。富士通は「まず試してみることが重要」(秋草直之会長)とし、米国での実験で得たノウハウを日本に逆輸入することを検討する。
グロービア・インターナショナルが2日に設立したSaaS専門会社であるグロービア・サービシズが「GSイノベート」の名称で提供する。グロービア・インターナショナルが開発・販売している生産管理用の統合業務パッケージ(ERP)を現地の中堅・中小製造業向けにウェブ経由で提供する。
料金体系は現在、検討中だが、ERPをパッケージ製品として丸ごと購入するよりも割安に設定することで新規需要を喚起する。基本ソフト(OS)にはオープンソース(無償公開・利用改変自由)のリナックスを採用する方針。
SaaSの事業形態は「アプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)サービス」と類似しているが、ASPとは異なり他のアプリケーションとの連携やカスタマイズ(個別対応)などが自由にできる。米国ではオープンソースソフト(OSS)とSaaS形態を融合させたユーザー参加型のサービスモデルが脚光を浴び、顧客情報管理(CRM)サービスを中心に専業のソフトベンチャーが相次ぎ誕生している。一方、日本ではこれまで中小ソフト会社などでSaaSビジネスが関心を呼んできた。またここにきて日本オラクルがCRM分野でSaaS市場への本格参入を表明。国産ERP最大手の富士通の戦略的な取り組みに注目が集まる。
民間非営利団体(NPO)のASPインダストリ・コンソーシアム・ジャパン(ASPICジャパン)の調査では、ASPを含めたSaaS市場は07年に8000億円、2010年には1兆5000億円に達すると予測している。
【用語】SaaS=software as a serviceの略で、「サービスとしてのソフトウエア」という意味。
顧客が開発者からソフトウエアの提供を受ける際、必要な機能のみを選択して利用できるようにしたソフトウエア。顧客のパソコンにアプリケーションソフト(適用業務ソフト)が搭載されていなくともネット経由で随時ソフトウエアを利用できる。通信費用の低下など利用環境の向上で実現したサービスとされ、従来のASPとは区別される。
2006年10月09日
富士通は全額出資子会社の米国グロービア・インターナショナル(カリフォルニア州)を通じ、ソフトウエアを電気や水のように従量課金で提供する新たな事業モデルの実験を始めることを明らかにした。ソフトウエアのサービス化は「SaaS(サース)=用語参照」と呼ばれ、ITの新潮流として注目されている有力分野。富士通は「まず試してみることが重要」(秋草直之会長)とし、米国での実験で得たノウハウを日本に逆輸入することを検討する。
グロービア・インターナショナルが2日に設立したSaaS専門会社であるグロービア・サービシズが「GSイノベート」の名称で提供する。グロービア・インターナショナルが開発・販売している生産管理用の統合業務パッケージ(ERP)を現地の中堅・中小製造業向けにウェブ経由で提供する。
料金体系は現在、検討中だが、ERPをパッケージ製品として丸ごと購入するよりも割安に設定することで新規需要を喚起する。基本ソフト(OS)にはオープンソース(無償公開・利用改変自由)のリナックスを採用する方針。
SaaSの事業形態は「アプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)サービス」と類似しているが、ASPとは異なり他のアプリケーションとの連携やカスタマイズ(個別対応)などが自由にできる。米国ではオープンソースソフト(OSS)とSaaS形態を融合させたユーザー参加型のサービスモデルが脚光を浴び、顧客情報管理(CRM)サービスを中心に専業のソフトベンチャーが相次ぎ誕生している。一方、日本ではこれまで中小ソフト会社などでSaaSビジネスが関心を呼んできた。またここにきて日本オラクルがCRM分野でSaaS市場への本格参入を表明。国産ERP最大手の富士通の戦略的な取り組みに注目が集まる。
民間非営利団体(NPO)のASPインダストリ・コンソーシアム・ジャパン(ASPICジャパン)の調査では、ASPを含めたSaaS市場は07年に8000億円、2010年には1兆5000億円に達すると予測している。
【用語】SaaS=software as a serviceの略で、「サービスとしてのソフトウエア」という意味。
顧客が開発者からソフトウエアの提供を受ける際、必要な機能のみを選択して利用できるようにしたソフトウエア。顧客のパソコンにアプリケーションソフト(適用業務ソフト)が搭載されていなくともネット経由で随時ソフトウエアを利用できる。通信費用の低下など利用環境の向上で実現したサービスとされ、従来のASPとは区別される。
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