SCMパッケージソフト 開発勉強日記です。
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西鉄ストア、物流体制を刷新 篠栗町に大型センター建設 [1]
西鉄ストア(株)は来年11月、篠栗町に物流センターを開設、5カ所に分散していた拠点を統合する。物流業務はヤマエ久野に委託する。過去数年相次いだ地場大手スーパーによる物流体制の見直しはこれで一巡する。西鉄ストアは経営資源を販売に集中させ、競争乗り切りを図る。
◆ ヤマエ久野に一括委託
西鉄ストアが開設するのは九州自動車道・福岡ICに近い篠栗町の丘陵地で、約4万m2の敷地に1階建て、延べ床面積約1万5,000m2の建物を建設する。用地の確保から建物の建設、センターの運営、配送業務まで一貫してヤマエ久野に委託する。
西鉄ストアは現在、箱崎にある明治屋商事の物流施設を賃借し、ドライ食品と雑貨の物流業務を行なうほか、チルド、洋・和日配とアパレルはそれぞれ外部業者に委託している。物流形態も直営、委託とばらばらな上、拠点が5ヵ所と分散し、非効率になっていた。
新物流センターではこれらを統合する。同じ建物の中で仕切りをつくり温度管理の異なる商品を扱うようにする。配送も定温設備を搭載した車両を使い、ドライ食品の配送は常温で走行し、チルドまたは日配を配送する場合は定温に切り替えるというように1台の車両を効率運用する。
現在物流拠点が分散しているため、1日平均50~60台のトラックを運行させており、店側は車両が着くたび荷受・検品業務が必要になっている。新体制に移行すると、トラック台数は1日平均30台に削減できると見ている。外部への委託物流費を除く物流経費の中で配送コストが半分を占めるており、車両の削減で大幅な合理化が可能になる。何より現在1日平均5~6便あるのが、昼間帯だと2便に削減でき、店側の作業負担が軽減される効果が大きいとしている。
◆ 情報システムも刷新
新センター稼働に合わせ、情報システムも20年ぶりに刷新する。西鉄ストアの加入するCGCグループが参加して業界で開発を進めているEDI(電子データ交換)の最新システムを導入する方向で詰めている。現在、店が発注すると本部がこれを集計し取引先に通知するまで1時間半かかっているのが30分で済むようになる。店側は現在午前10時に発注しているのが、午前中の売れ行き動向を把握できる11時以降にずらせるようになり、発注精度が上がると予想している。
在庫も軽減する。新センターでは、在庫は問屋側が備蓄し、出荷した時点で西鉄ストアが仕入れるようにする。問屋の在庫負担は増えるが、店頭の販売・在庫情報を問屋側に提供することでセンター在庫の効率化を図る。西鉄ストアは現在全社で平均25日の商品在庫を減らす。
西鉄ストア(株)は来年11月、篠栗町に物流センターを開設、5カ所に分散していた拠点を統合する。物流業務はヤマエ久野に委託する。過去数年相次いだ地場大手スーパーによる物流体制の見直しはこれで一巡する。西鉄ストアは経営資源を販売に集中させ、競争乗り切りを図る。
◆ ヤマエ久野に一括委託
西鉄ストアが開設するのは九州自動車道・福岡ICに近い篠栗町の丘陵地で、約4万m2の敷地に1階建て、延べ床面積約1万5,000m2の建物を建設する。用地の確保から建物の建設、センターの運営、配送業務まで一貫してヤマエ久野に委託する。
西鉄ストアは現在、箱崎にある明治屋商事の物流施設を賃借し、ドライ食品と雑貨の物流業務を行なうほか、チルド、洋・和日配とアパレルはそれぞれ外部業者に委託している。物流形態も直営、委託とばらばらな上、拠点が5ヵ所と分散し、非効率になっていた。
新物流センターではこれらを統合する。同じ建物の中で仕切りをつくり温度管理の異なる商品を扱うようにする。配送も定温設備を搭載した車両を使い、ドライ食品の配送は常温で走行し、チルドまたは日配を配送する場合は定温に切り替えるというように1台の車両を効率運用する。
現在物流拠点が分散しているため、1日平均50~60台のトラックを運行させており、店側は車両が着くたび荷受・検品業務が必要になっている。新体制に移行すると、トラック台数は1日平均30台に削減できると見ている。外部への委託物流費を除く物流経費の中で配送コストが半分を占めるており、車両の削減で大幅な合理化が可能になる。何より現在1日平均5~6便あるのが、昼間帯だと2便に削減でき、店側の作業負担が軽減される効果が大きいとしている。
◆ 情報システムも刷新
新センター稼働に合わせ、情報システムも20年ぶりに刷新する。西鉄ストアの加入するCGCグループが参加して業界で開発を進めているEDI(電子データ交換)の最新システムを導入する方向で詰めている。現在、店が発注すると本部がこれを集計し取引先に通知するまで1時間半かかっているのが30分で済むようになる。店側は現在午前10時に発注しているのが、午前中の売れ行き動向を把握できる11時以降にずらせるようになり、発注精度が上がると予想している。
在庫も軽減する。新センターでは、在庫は問屋側が備蓄し、出荷した時点で西鉄ストアが仕入れるようにする。問屋の在庫負担は増えるが、店頭の販売・在庫情報を問屋側に提供することでセンター在庫の効率化を図る。西鉄ストアは現在全社で平均25日の商品在庫を減らす。
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