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SCMパッケージソフト 開発勉強日記です。 SCM / MRP / 物流等々情報を集めていきます。
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ヨドバシショックとRFID
 家電量販店大手のヨドバシカメラは、UHF帯無線タグを納入商品の検品などに導入する方針を表明した。世にいう「ヨドバシショック」である。

 ヨドバシショックと歩調を合わせるかのようにRFIDの本格導入への足音が大きくなってきている。ヨドバシカメラでは、検品作業などにおけるRFIDの利用を推進し、日本初の大規模な商用RFIDシステムの運用開始に向けて準備を行っている。

 ヨドバシショックを契機に日本でもRFIDの本格導入の動きが加速するかどうか、目が離せない状況になってきているわけだ。

 米国ではウォルマート、欧州ではメトロと、欧米の巨大小売業はEPCグローバルへの合流を表明し、サプライヤーにRFID武装を急がせている。この流れがついに日本にも波及しようとしているとも考えられる。

 ウォルマートは米国内の「ウォルマートストア」百四店舗と系列の「サムズ・クラブ」36店舗、および物流センター3拠点で主要取引先百社とEPCグローバルの運用を始めている。

 ウォルマートは今後、さらにEPCの導入範囲を広げていく方針だ。導入される物流拠点は今年中にさらに拡大される。導入取引先も増やしている。EPCの導入でウォルマートの誇る高度な共同情報システム「リテールリンク」やPOSシステムもより一層、高度化されるだろう。

 すなわち、米国ではRFIDが実用段階に達しつつあるのだ。そして特徴的なのは、日米欧でRFIDの導入が大型小売店主導で行われていることである。小売業主導の物流改革が、今後の大きなトレンドとなりそうである。

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