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■SAP、「MySAP CRM 2005」を発表--特定業種向けの機能を追加

 ボストン発--SAPが、最新のCRMシステムを発表した。同社はこの新システムについて、主要機能の改良が施されているほか、特定業種向けの機能が追加されていると強調する。

 SAPは米国時間18日、当地で開催中の顧客カンファレンス「SAPPHIRE」において、CRMシステム「MySAP CRM 2005」を発表した。このシステムでは、マーケティングやセールス、サービスなどの主要機能の大幅なアップグレードが行われている。

 SAPは、多くの業界アナリストがCRMアプリケーションのトッププロバイダとして認める企業である。同社は、MySAP CRM 2005について、インストールや操作が簡単なものになるように設計を工夫したと述べる。また他システムとの連携を容易に行えるようにするめ、SAPはこの製品を「NetWeaver」に対応させている。NetWeaverは、SAP製ビジネスアプリケーションと他社製技術の統合を支援するインフラストラクチャソフトウェアだ。

 MySAP CRM 2005では、ユーザーインタフェースの刷新、分析用アプリケーションの組み込み、モバイル機器からSFAソフトウェアへのアクセスを可能にするツールの追加などの機能強化が行われている。また、通信、公共事業、金融サービス業向けの新機能が追加されている。

 SAP AmericaのCEO、Bill McDermottは米国時間17日に行われたインタビューで、ライバル企業が社内問題の対応に追われている間に、SAPはこの新製品によって多くのシェアをCRM市場で獲得するだろうと述べた。Siebel Systemsは、かつてCRMソフトウェアのトッププロバイダだったが、最近は業績について株主から不満の声が上がっており、4月にはCEOが交代したばかりだ。またOracleは、旧PeopleSoftの買収に要した100億ドルの元を取ろうと奮闘している。

 McDermottによると、顧客は、Siebelなどのソフトウェア企業が提唱する「最良の組合せ(ベストオブブリード)のCRM」というアプローチを敬遠する代わりに、SAPのアプリケーション戦略を受け入れつつあるという。SAPのアプリケーション戦略では、ERPを支援するツールなどのバックエンドシステムとの統合が図れることを強調している。

 「SAPがこのような統合されたビジネスアプリケーションスイートを開発したことにより、顧客は、この完全に統合されたビジネスプロセスのアプローチを自社のCRMに適用させることが可能になる」とMcDermottは述べる。

 「インターネットマーケティングやセールス、サービスなど様々な仕事を担当する人のために、顧客に関するあらゆる情報をSCMやERPシステムに盛り込もうと思ったら、カスタマイズ不要の完全に統合されたシステムを28の業種向けに出荷しようと、誰だって思い付きそうなものだ」(McDermott)

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