SCMパッケージソフト 開発勉強日記です。
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NEC、中堅企業向けERPソリューションの事業体制を強化
国内と中国の販売・サポート体制増強、ラインアップも拡充
岩波利光執行役員常務
日本電気株式会社(NEC)は6月6日、中堅企業向けERPソリューション「EXPLANNER(エクスプランナー)シリーズ」の販売拡大に向け、国内と中国の事業体制を強化するとともに、商品ラインアップの拡充を図ることを発表した。
同社では、SMBマーケットをターゲットにした新たなERPソリューションとして2006年5月に「EXPLANNER」を発表。「EXPLANNER宣言」を打ち出し、“NECが全力で取り組む新時代のビジネスソリューション”をテーマに積極的に拡販展開を進めてきた。
岩波利光執行役員常務は、今回の事業強化について、「SMB向けERP市場が2ケタ成長を続けるなかで、EXPLANNERにも非常に多くの引き合いがあり、2006年度は受注目標100億円を達成することができた。2007年度は、EXPLANNERビジネスのさらなる拡大に向け、新たに『EXPLANNER宣言II』を掲げ、事業体制の大幅な強化とラインアップ拡充を行う。そして、2008年度にはSMB向けERP市場でトップシェアを目指す」と述べた。
EXPLANNER宣言II
中国マーケットにおけるERP市場動向
「EXPLANNER宣言II」では、1)国内販売・サポート体制の連携強化、2)中国での事業強化、3)成長を支えるERPソリューションの強化-という3つの施策を軸に、EXPLANNERビジネス拡大に向けた取り組みを実施する。
まず、国内販売・サポート体制の連携強化では、NECネクサソリューションズに100人規模のEXPLANNER営業・サポート体制を確立するとともに、SIパートナーである日本コンピュータ・システムにも50人規模のEXPLANNERサポート体制と100人規模のEXPLANNER営業体制を確立。これによって、EXPLANNERを取り扱う全国60社以上の販売パートナーのSI支援を強化し、EXPLANNERの早期導入、システム品質の向上を図る。
なお、パッケージベンダーとの連携もさらに強化しており、プロシップの「ProPlus」、プレオマートの「PLEOMART/PS」、エヌ・アイ・コンサルティングの「顧客創造日報シリーズ」との連携を実現している。
中国での事業強化については、中国の製造業顧客を中心とする事業強化に向けて、NECソフトの中国開発拠点であるNEC軟件(済南)有限公司にEXPLANNERの開発センターを拡大し、日本と中国の2極体制を確立。また、中国サポートセンターとして、神戸ウェーブ、天津神馳軟件有限公司と協業し、上海や天津などを拠点に、日本企業の中国拠点や現地企業へのEXPLANNER導入から運用支援までを一貫してスピーディにサポートできる体制を整えた。100人体制でスタートし、2年以内に200人体制に拡充する予定。
このほか、顧客のセキュリティ強化や運用効率化、モビリティの向上を図るため、NECの仮想PC型シンクライアントシステム「Virtual PC Center」に対応していくという。
新EXPLANNERソリューション体系
成長を支えるERPソリューションの強化では、EXPLANNERビジネスマネジメントソリューションとして「プロセスパフォーマンスモニタリングサービス」「EXPLANNER/BM」、卸売業向けソリューションとして「EXPLANNER/Vf」「スタースチール」を製品ラインアップに追加した。
EXPLANNERビジネスマネジメントソリューションの「プロセスパフォーマンスモニタリングサービス」は、EXPLANNERで収集される各種業務プロセス上の実績データを収集し、リードタイムなどを評価するとともに、今後の業務改善提案を行うサービス。IDシェアー・ジャパンの「ARIS」とEXPLANNERを連携して提供するもので、価格は50万円から。8月からのサービス提供を予定する。
「EXPLANNER/BM」は、国内初のTOC/CCPM手法を採用したビジネスプロジェクトマネジメント用ソフトウェア。プロジェクトバッファーコントロールによって、原価低減や研究開発など企業内における各種プロジェクト期間の大幅短縮を図ることができる。価格は50万円から。ビーイングと協業し、6月6日から販売を開始している。
卸売業向けソリューションの「EXPLANNER/Vf」は、青果市場向けの基幹業務パッケージで、2009年度の市場法改正にともなう手数料弾力化に対応するとともに、食品卸売業界標準手順(JCA)に対応。商談時点での損益試算による利益の把握ができるほか、Web対応によって会社外での分荷(荷割)入力、照会業務なども可能とした。価格は800万円からで、6月6日から販売を開始した。
「スタースチール」は、鋼材卸・加工業向けの基幹業務パッケージ。鋼材特有のロール材/残材料管理、鋼種/寸法/長さ/重量管理、ミルシート管理、残材料・二級品在庫の引当て機能などを備え、短期間での導入を実現する。価格は500万円から。スターインフォテックと協業し、6月6日から販売を開始した。
EXPLANNERシリーズの販売計画
同社では、これらの事業強化策を進めることで、EXPLANNERの受注目標を2007年度300億円、2008年度400億円、2009年度500億円と設定し、今後3カ年で計1200億円のビジネスを目指す方針。うち、中国市場で50億円を見込んでいる。岩波執行役員常務は、「2006年度のEXPLANNER事業体制は、営業が約800人、開発・サポートが約300人だったが、今回の強化施策によって、2007年度は営業が約1000人、開発・サポートも約700人まで増強した。前年から倍近くの営業・サポート要員を投入するとともに、販売パートナーも現在の60社から150社まで拡大することで、2007年度300億円の受注目標は十分達成できる」との見通しを示した。
国内と中国の販売・サポート体制増強、ラインアップも拡充
岩波利光執行役員常務
日本電気株式会社(NEC)は6月6日、中堅企業向けERPソリューション「EXPLANNER(エクスプランナー)シリーズ」の販売拡大に向け、国内と中国の事業体制を強化するとともに、商品ラインアップの拡充を図ることを発表した。
同社では、SMBマーケットをターゲットにした新たなERPソリューションとして2006年5月に「EXPLANNER」を発表。「EXPLANNER宣言」を打ち出し、“NECが全力で取り組む新時代のビジネスソリューション”をテーマに積極的に拡販展開を進めてきた。
岩波利光執行役員常務は、今回の事業強化について、「SMB向けERP市場が2ケタ成長を続けるなかで、EXPLANNERにも非常に多くの引き合いがあり、2006年度は受注目標100億円を達成することができた。2007年度は、EXPLANNERビジネスのさらなる拡大に向け、新たに『EXPLANNER宣言II』を掲げ、事業体制の大幅な強化とラインアップ拡充を行う。そして、2008年度にはSMB向けERP市場でトップシェアを目指す」と述べた。
EXPLANNER宣言II
中国マーケットにおけるERP市場動向
「EXPLANNER宣言II」では、1)国内販売・サポート体制の連携強化、2)中国での事業強化、3)成長を支えるERPソリューションの強化-という3つの施策を軸に、EXPLANNERビジネス拡大に向けた取り組みを実施する。
まず、国内販売・サポート体制の連携強化では、NECネクサソリューションズに100人規模のEXPLANNER営業・サポート体制を確立するとともに、SIパートナーである日本コンピュータ・システムにも50人規模のEXPLANNERサポート体制と100人規模のEXPLANNER営業体制を確立。これによって、EXPLANNERを取り扱う全国60社以上の販売パートナーのSI支援を強化し、EXPLANNERの早期導入、システム品質の向上を図る。
なお、パッケージベンダーとの連携もさらに強化しており、プロシップの「ProPlus」、プレオマートの「PLEOMART/PS」、エヌ・アイ・コンサルティングの「顧客創造日報シリーズ」との連携を実現している。
中国での事業強化については、中国の製造業顧客を中心とする事業強化に向けて、NECソフトの中国開発拠点であるNEC軟件(済南)有限公司にEXPLANNERの開発センターを拡大し、日本と中国の2極体制を確立。また、中国サポートセンターとして、神戸ウェーブ、天津神馳軟件有限公司と協業し、上海や天津などを拠点に、日本企業の中国拠点や現地企業へのEXPLANNER導入から運用支援までを一貫してスピーディにサポートできる体制を整えた。100人体制でスタートし、2年以内に200人体制に拡充する予定。
このほか、顧客のセキュリティ強化や運用効率化、モビリティの向上を図るため、NECの仮想PC型シンクライアントシステム「Virtual PC Center」に対応していくという。
新EXPLANNERソリューション体系
成長を支えるERPソリューションの強化では、EXPLANNERビジネスマネジメントソリューションとして「プロセスパフォーマンスモニタリングサービス」「EXPLANNER/BM」、卸売業向けソリューションとして「EXPLANNER/Vf」「スタースチール」を製品ラインアップに追加した。
EXPLANNERビジネスマネジメントソリューションの「プロセスパフォーマンスモニタリングサービス」は、EXPLANNERで収集される各種業務プロセス上の実績データを収集し、リードタイムなどを評価するとともに、今後の業務改善提案を行うサービス。IDシェアー・ジャパンの「ARIS」とEXPLANNERを連携して提供するもので、価格は50万円から。8月からのサービス提供を予定する。
「EXPLANNER/BM」は、国内初のTOC/CCPM手法を採用したビジネスプロジェクトマネジメント用ソフトウェア。プロジェクトバッファーコントロールによって、原価低減や研究開発など企業内における各種プロジェクト期間の大幅短縮を図ることができる。価格は50万円から。ビーイングと協業し、6月6日から販売を開始している。
卸売業向けソリューションの「EXPLANNER/Vf」は、青果市場向けの基幹業務パッケージで、2009年度の市場法改正にともなう手数料弾力化に対応するとともに、食品卸売業界標準手順(JCA)に対応。商談時点での損益試算による利益の把握ができるほか、Web対応によって会社外での分荷(荷割)入力、照会業務なども可能とした。価格は800万円からで、6月6日から販売を開始した。
「スタースチール」は、鋼材卸・加工業向けの基幹業務パッケージ。鋼材特有のロール材/残材料管理、鋼種/寸法/長さ/重量管理、ミルシート管理、残材料・二級品在庫の引当て機能などを備え、短期間での導入を実現する。価格は500万円から。スターインフォテックと協業し、6月6日から販売を開始した。
EXPLANNERシリーズの販売計画
同社では、これらの事業強化策を進めることで、EXPLANNERの受注目標を2007年度300億円、2008年度400億円、2009年度500億円と設定し、今後3カ年で計1200億円のビジネスを目指す方針。うち、中国市場で50億円を見込んでいる。岩波執行役員常務は、「2006年度のEXPLANNER事業体制は、営業が約800人、開発・サポートが約300人だったが、今回の強化施策によって、2007年度は営業が約1000人、開発・サポートも約700人まで増強した。前年から倍近くの営業・サポート要員を投入するとともに、販売パートナーも現在の60社から150社まで拡大することで、2007年度300億円の受注目標は十分達成できる」との見通しを示した。
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ブラザー工業(珠海)、設備増強なく1.6倍の生産増
海を渡ったトヨタ流 第3回
2007年6月6日 15時7分
「ブラザーの工場の中でナンバーワンになろう」---。これは、珠海ブラザーが改革に際して掲げたスローガンだ。同社は、まず従業員に5Sを徹底させることを目指した。トヨタ流で一般的に使われる「整理」「整頓」「しつけ」の3Sに、「微笑(スマイル)」「速度(スピード)」の2つのSを加えたことが珠海ブラザー流の大きな特徴だ。
「ニーハオ(こんにちは)」。従業員同士がすれ違うとにこやかにあいさつしている。個人主義が強い中国では珍しい光景だ。ここは、マカオにほど近い珠海にある珠海兄弟工業有限公司(珠海ブラザー)。家庭用ミシンやラベルライターなどを製造する工場である。
このあいさつは、総経理の浅野正康氏が「国民性なのかチームで作業するのが苦手なように感じた」ために導入したもの。改善職場を作るためにはまず、従業員の心の壁を取り外そうと考えた。「最初は日本人に対してだけだったが、次第に従業員同士でもするようになった」という。
あいさつ運動を推進したのは、浅野総経理が就任当初に掲げた「ブラザーの工場の中でナンバーワンになろう」という目標を達成するための風土づくりの一環である。実現のカギを握るのは、人材教育だと考えた。品質を左右するのも従業員の質次第。まず従業員に5Sを徹底させることを目指した。浅野総経理が考える5Sは、整理、整頓、しつけといった3Sまでは一般的だが、微笑(スマイル)と速度(スピード)を掲げた。整理整頓といった身の回りのことに加え、笑顔であいさつすることでチームワークを良くしようというのが狙いだった。「気配りできる社員であれば、品質にも気を配れる」と考えたからだ。
浅野総経理が就任以来、あいさつに加えてこだわり続けてきたのが「すっきり化」である。第二工場の3階にある組み立て工程を見るとそれが分かる。作業管理者が詰める事務所から100mある向こう端まで一望できる。その間にはいくつものセルがきれいに並んでいる。あるセルで不具合が発生した場合、製造や生産管理などの担当者が1分以内に現場に急行するルールを定め、その場で解決策を練っている。
海を渡ったトヨタ流 第3回
2007年6月6日 15時7分
「ブラザーの工場の中でナンバーワンになろう」---。これは、珠海ブラザーが改革に際して掲げたスローガンだ。同社は、まず従業員に5Sを徹底させることを目指した。トヨタ流で一般的に使われる「整理」「整頓」「しつけ」の3Sに、「微笑(スマイル)」「速度(スピード)」の2つのSを加えたことが珠海ブラザー流の大きな特徴だ。
「ニーハオ(こんにちは)」。従業員同士がすれ違うとにこやかにあいさつしている。個人主義が強い中国では珍しい光景だ。ここは、マカオにほど近い珠海にある珠海兄弟工業有限公司(珠海ブラザー)。家庭用ミシンやラベルライターなどを製造する工場である。
このあいさつは、総経理の浅野正康氏が「国民性なのかチームで作業するのが苦手なように感じた」ために導入したもの。改善職場を作るためにはまず、従業員の心の壁を取り外そうと考えた。「最初は日本人に対してだけだったが、次第に従業員同士でもするようになった」という。
あいさつ運動を推進したのは、浅野総経理が就任当初に掲げた「ブラザーの工場の中でナンバーワンになろう」という目標を達成するための風土づくりの一環である。実現のカギを握るのは、人材教育だと考えた。品質を左右するのも従業員の質次第。まず従業員に5Sを徹底させることを目指した。浅野総経理が考える5Sは、整理、整頓、しつけといった3Sまでは一般的だが、微笑(スマイル)と速度(スピード)を掲げた。整理整頓といった身の回りのことに加え、笑顔であいさつすることでチームワークを良くしようというのが狙いだった。「気配りできる社員であれば、品質にも気を配れる」と考えたからだ。
浅野総経理が就任以来、あいさつに加えてこだわり続けてきたのが「すっきり化」である。第二工場の3階にある組み立て工程を見るとそれが分かる。作業管理者が詰める事務所から100mある向こう端まで一望できる。その間にはいくつものセルがきれいに並んでいる。あるセルで不具合が発生した場合、製造や生産管理などの担当者が1分以内に現場に急行するルールを定め、その場で解決策を練っている。
セキュリティの今後の動向を探る――セキュリティ専門紙「Sage」から
セキュリティの今後の動向を探る――セキュリティ専門紙「Sage」から
インターネット上で、なりすましによるフィッシング詐欺などの被害が増えている。今後、セキュリティをめぐる環境はどのようになるのか。脅威に耐え得るインフラの構築は可能なのかを探る。
2007年06月06日 11時58分 更新
ネットワーク技術の進展により、テレワーク(ネットワーク技術を活用した時間や場所に制約されない働き方)が実現され、世界中の人たちとのコミュニケーションもワンタッチにできるようになった。一方で、ネットワーク技術の発展は新たな危険をもたらしている。
近年増加しているのが、なりすましによるフィッシング詐欺だ。VoIP技術を狙ったスプーフィングも増えている。また、携帯電話からのネット接続が増加するに伴い、携帯電話への攻撃も増えている。RFIDはロジスティクスに革命をもたらすと期待されているが、RFIDそのものはクローン化や偽造にぜい弱であり、悪用されたら危険この上ない。そのほかにも、サイバー犯罪に対するセキュリティ問題はより深刻化している。
このホワイトペーパーでは、セキュリティをめぐる業界動向、最先端の技術を紹介し、どのようなセキュリティリスクマネジメントを実施すべきか、ソフトバンク・テクノロジーが解説する。
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