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SCMパッケージソフト 開発勉強日記です。 SCM / MRP / 物流等々情報を集めていきます。
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ビジネス上の課題を解決し、企業経営にリアルタイム性を導入するERPの利点を考える

導入前のITシステムとERP導入との整合性をどう取るかが課題
――中堅・中小企業では今までになんらかのITシステムが導入されていると思うのですが、こういった特殊化したシステムを束ねてERPシステムにしていくのは、たいへんではありませんか。

<神戸氏(以下、敬称略):たしかに、以前からコンピュータ化を図られている企業に導入されているITシステムは、その企業独自にシステム化していることが多いです。しかし、ほとんどの経営層の方々は、そういったシステムがベストだとは思われていないようです。それよりも、ビジネスのグローバル化に合わせて、国際的にスタンダードなモノを利用すべきだという考え方をお持ちです。

実際、現場では既存のシステムが動いているため、ERPシステムを導入する際に在庫や販売といったITシステムが一新されるというと、腰が引ける方々が多いのも事実です。現状でトラブルなく動いているのだから、これでいいじゃないかというのが理由でしょう。たしかに現場の方々はシステムが変わると業務手順やビジネスフローが異なるようになり、変更した時点でのトラブルが多くなるため、あまり歓迎しないようです。

日本のお客様では、生産部分において独自のノウハウや業務フローをお持ちなので、ここはどうしても変えたくないとおっしゃるお客様もいらっしゃいます。そこがそのお客様の競争力の源泉なのであれば、もちろん変える必要はありません。しかし、それ以外の販売、購買、在庫管理、会計といった、基本的と思われる部分は、SAPのERPに含まれているベストな方法に変えたほうが、効率が良くなると思われます。

――ERPシステムを導入したときに、業務フローが変わって、人員の配置や仕事が大幅に変わってくることがありますが、これに関する反応はどうですか。

神戸:本当はERPシステムを導入することが重要なのではなく、ERPシステムを導入したことで、企業がどのように変化していけるのかが重要なのです。たしかに現場の意見で業務が変わることへの反発が強く、システムが導入できないお客様もいらっしゃいます。それも人間として理解できます。しかし、マーケットが短期間で変化したり、新しいビジネスモデルが出てくる状況において、変われないということは、致命的な問題にもなりうると思います。企業にとって変化してはいけないコンピテンシーというべきものもありますが、激しく変化し続けるビジネスにおいては、自分たちを変え続けることも重要ではないでしょうか。

ERPシステムを導入しても、先に挙げた課題が解決するわけではありません。課題を解決していくのは、ERPシステムなどから高度な情報を得た「人」です。たしかに組織は組織として構成されると、そのままの組織体を維持しようとしますが、ダイナミックに変化するビジネスにおいては、組織をも変化させていかないと対応できないし、成長していけないということになるのです。ERPシステムは、どのように変化していくべきか、ということを情報面からバックアップするものなのです。このようにERPは変わり続けられる仕組みを提供しているだけで、実際に変えていくのは個々の企業の経営者であり、現場の人々です。こういった本質を理解しているかどうかが、ERPシステムを戦略的に使い、成長していけるかどうかの分かれ道となるのかもしれません。

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目的のシステムに合った製品を探しているアナタに

システムを新規導入するときや,更新の必要が生じたときに,よりよいシステムを目指すのは当然のこと。しかし,導入目的に合ったハードやソフトが簡単に見つかるとは限りません。

そこで,製品情報を中心にお届けしているITpro Dataの製品&サービス・ディレクトリを6月5日にリニューアルしました。

リニューアル最大の目玉は,分類方法を見直したことです。全体を統一した視点で分類し,業務アプリケーション,設計開発など,右に示した合計10の大ジャンルに分け,これをさらに合計62の中ジャンル,合計250を超える小ジャンルと3段階に絞り込んで製品を調べられるようにしました。

以前は,ハード,パッケージソフトといった製品の形態で分かれている部分がありましたので,同じジャンルの製品でもハードとソフトでは別々のところに入っていたりしてわかりにくい部分もありました。それに比べると,格段に調べやすくなったと思います。
イーソーコ総研/物流不動産ニュースサイトを開設


(株)イーソーコ総合研究所は、物流不動産専門のニュースサイト「物流不動産News」を開設した。

サイト読者へのサービスとして、月2回「物流不動産に関わる最新ニュース」を中心としたメールマガジンを配信する。

イーソーコグループでは、倉庫検索のマッチングサイト「e-sohko.com」を運営、全国35サイト、常時約8000件以上の物件情報を掲載。

「これまでも倉庫・建築・不動産・金融の垣根を超えた物流不動産業界に情報発信してきたが、物流不動産業界の育成と発展に寄与していくため、物流不動産に関わるあらゆる情報を集め、最新ニュースを伝えていく」としている。

「e-sohko.com」の物件情報とリサーチをもとにした「全国主要地域の物流不動産市況解説」、「物流不動産に関わる法規説明」、「特選物件」、「テナント情報」の紹介、「LNEWS」からの提供記事などを掲載する。

同サイトのURLは下記参照。
http://www.butsuryu-fudosan.com/

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